阪神淡路大震災から早くも17年が過ぎました。
震災にあわれた方に私達ができることと言ってもなかなか具体的に行動を起こすことができません。
そんな人達に対して被災地からのメッセージを聞いたことがあります。
そのメッセージは
「何もしてくれなくていい。震災の事を知ってほしい。そして忘れないでほしい。」
と言う物でした。
何もできない私としてはこのメッセージに従うしかないと言う事で今日は阪神淡路大震災について書いてみようと思います。
阪神・淡路大震災は
1995年(平成7年)1月17日(火)、
兵庫県南部に発生した大地震です。
阪神・淡路大震災という名前で呼ばれていますが
被害にあったのは阪神と淡路だけではなく
明石市など他の多くの地域で甚大な被害をもたらしました。
被害にあった方の人数は正確に数え切ることができませんでしたが
約5万が被害を受けたと言われています。
特に木造家屋の倒壊が被害を大きくしたのも阪神淡路大震災の大きな特徴でした。
この事は教訓としてその後の復興に大きく役立てられました。
また、木造住宅については火災が多く発生し、
地震直後に発生する火災に伴う「火災旋風」も確認されたほどでした。
震災後は全国からの寄せられた救援および支援によって急速に復興・復旧されましたが
17年が経過した今でも完全な復興には至らず
震災がもたらした爪あとの深さを物語っています。
この様な事実を忘れずにいる事や
今でも震災から立ち直れずに苦労する人達の事を知ることが
私達に出来る第一歩かもしれません。